サンケン電気の「パワー半導体技術」の系譜
サンケン電気は、2026年9月5日に創業から80周年を迎えました。
幾多のパラダイムシフトに対応するため、コアとなるパワー半導体の技術を研ぎ澄まし、
その価値と成果によって社会に貢献してきました。
創業 -サンケン電気の源流-
1937年、東邦電力社長の松永安左ヱ門は、
新興産業の開発を目的に東邦産業研究所を設立し、
1939年には機械、電気、冶金、無機化学、有機化学、鉱物の6研究室を設置しました。
当社創業者の小谷銕治は、電気分野の研究室で半導体研究に取り組み、1942年にセレン整流器の製造法を発明しました。
終戦後、研究所は解体されましたが、小谷は半導体開発の企業化を目指し、1946年に東邦産研電気を設立しました。

技術年表
創業時
「半導体」研究成果による企業化
セレン整流器からのスタート
1950年代
セレン・ゲルマニウムから
拡散型シリコンダイオードへの大転換
1960年代
シリコン半導体による
テレビ・オーディオ・自動車市場への進出
1970年代
ハイブリッドICの開発によりパワー半導体としての成長の礎を築く
1980年代
電子機器の発展とともに業容が急速に拡大
カラーテレビの普及により電源ICの世界シェアは6割を超える
1990年代
アレグロ社を傘下に収めグローバルな半導体ビジネスの強化
2000年~2010年代
エコ・省エネ市場への展開
ルームエアコン・洗濯機・冷蔵庫向けモータ駆動用IPMが大きく伸長
2020年~2024年
構造改革を経て、パワー半導体にリソース集中
2025年~次世代
高耐圧GaNパワー半導体の製品化に注力
- 独自技術のPSJGaNを有するパウデック社を買収
- PSJGaN搭載製品を白物家電向けから上市、産機に展開
- 縦型GaNを新開発し、自動車向けに展開
80年のその先へ
サンケン電気の歴史は、技術の歴史であると同時に、人の挑戦の歴史でもあります。
80年にわたる歩みは、私たちだけで築いてきたものではありません。
お客様とともに課題に向き合い、ともに製品や技術を磨き上げながら、一歩一歩積み重ねてきたものです。
創業から受け継がれてきた技術遺伝子を未来へつなぎ、これからもお客様とともに、社会に役立つ技術の創出に挑戦していきます。
これからもサンケン電気は
パワー半導体で未来に貢献します。

